良薬口に苦し

情報系出身の僕が毎日更新を目標にタメにならないこと、なること、ならないことを投稿。その横で毎日(は終了しました)誰かの誕生日をお祝いしてるかも。ライトノベル(青ブタとよう実)やヴァイスシュヴァルツについて浅く広く書いています。

【感想】「青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない」読了【6月22日】

積本と化してた「青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない」を読み終えたので偏見と偏見で語るかもしれない。
ネタバレ要素あり

過去記事
ryoyaku.hatenablog.com

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電撃文庫:青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない

青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」から一年と半年後。

高校3年生の期間は特に何事もなく、大学生になってから半年後も何事もなかったある日を境に起きた出来事ということですね。高校二年の3月に咲太自信が思春期症候群にかかってしまったのが最後ということですね。認識されない世界、そこにあったかもしれない世界。小学生の麻衣さんと腹の傷、霧島透子、赤城郁美はまだわかってないです。というより、読み返す癖がないのでパラパラとめくってるけどやはりそれらしい「解答え」はない気がしてます。ま、最新巻を読んで霧島透子に関しては今後わかっていくことがわかったんですけど。わからないことは気になるんですけど、好きな一巻です。ま、嫌いなものがないんですけどね。

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電撃文庫:青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない

今回からは、大学生編ということで環境が大きく変わっていました。最初の挿絵から新キャラ「美東美織」登場でした。どうやらこの娘、咲太同様スマホの一つも持ってない模様。俗世離れしているという点で咲太と同類の匂いがする。この娘も思春期症候群にかかったりするのかなぁって。ついでに国見佑真枠、と言ったら失礼かもしれないけど、そんなんも登場しましたね。当の咲太本人は今までのファミレスバイトだけではなく、塾講師アルバイトもしており、生徒からそれなりの信用を得ている模様。 なおこの塾は双葉も働いている模様。

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電撃文庫:青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない

今回のメインはづっきーこと「広川卯月」

のどかが所属するアイドルグループ「スイートバレット」のリーダーですね。ちなみにCVは雨宮天さんですね。咲太と同じ学科に通う同級生になってましたね。本当にづっきーなの?ってくらいに「空気を読める女」になってました。喋らなかったら綺麗なのに...っていう娘だったのに。これも思春期症候群の一つ...なのか?というのも、今までのは「不安」やら「恐怖」が原因となっていた。今まで空気を読めずに孤立しがちだったづっきーだけど過去に清算したのでは?っていうね。大学という環境があるいは生んでしまったものなのかもしれない。空気を読めるようになってしまったことで、「武道館」の夢が叶わないでしょ?そんなのっていう、ネガティブな感情に目覚めてしまった。変わってしまった卯月に対してのどかも不安を覚える。そりゃいつも元気で前向きだった娘が急に変わったら怖いよね。それとは別に(?)ソロでの活動で卯月が有名になってしまい(?)環境がかける卯月へのプレッシャーは大きなものへ。私は何なのか。どうすればいいのか。わからなくなってしまう。そんな感情のまま、ステージにたった卯月。ところが声が出なくなってしまう。ステージは問題という問題が起こることなく終了。同様に翌日も別会場にてステージがある。当然そこには卯月の姿はない。4人で進むステージの途中、悪天候と機材トラブルが発生。ある確信を得ていた咲太はその中で一人の少女に声をかける。
「スイートバレットのライブにはよく来るんですか?」
「誰にも言わないから平気だって」
「僕のまえで喋っても」
探していたのは卯月。すでに声が出ることには気づいてた咲太。
「よくわかったね。わたしの嘘」
卯月にとってスイートバレットは大事なもの。だが、武道館へ行くなんて夢は無理だっていう現実を受け入れてしまう卯月がそこにはいた。だからこそスイートバレットのづっきーとしてステージに立つことができなくなっていた。だが、そんなことはメンバーも気づいてる。最悪のコンディションの中、再び歌い出すスイートバレット。なぜ歌うのか。なぜやめないのか。そんなことは卯月本人が一番知っていた。ステージに立ち、歌い出す。ライブは大成功。皆を武道館に連れて行く宣言。それと当時に私を武道館に連れて行ってと。
完全復活、広川卯月

ライブも無事終わり、大学に行くと卯月とすれ違う。卯月は「退学届」を出してきたという。ソロ活動のオファーを受け、スイートバレットも続ける卯月の決意。そりゃ大学行く暇ないわな。卯月はこの大学この学科に来た理由は皆を知るため。そしてメンバーのことを知るためだという。それは咲太も一緒でしょ?いつものように本心を隠した返答。仕事へと向かおうとする卯月。咲太は卯月を呼び止め、握手する。
「卒業、おめでとう」
厳密に卒業というわけではないが、社会に羽ばたく前の場所である大学を巣立つ卯月にとっては卒業と同義なのだ。見送る咲太の横に一人のサンタガールが現れる。 「あーあ、もったいないな。せっかく空気を読めるようにしてあげたのに」
「驚いた。わたしのこと見えてるんだ」
咲太を知っているという女性。

名前を霧島透子という。

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電撃文庫:青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない

いかがでしたか?

こういう感想文ってどういうふうに進めていけばいいのかわからないんですよ。感想書こうにもあらすじ紹介になっちゃうし、それが増えると感想とか思ったことをどこに書けばいいのかわからなくなるし。実は咲太と卯月のデートシーンはすっぽかしてるんですよね。気になっても気にならんくても読みましょう。

ともあれ、あらすじベースにしか書いていないので感想的なのはこちらに書いていきましょうかね。

初っ端から咲太らしいなって感じでしたね。飲み会にくるはいいけど、一人孤立するっていう。おまけに酒は飲まない。未成年だし。そりゃそうだよな?未成年飲酒ダメ絶対

高校から大学という環境の変化はあるものの「桜島麻衣の彼氏」というステータスは消えないの世界線いいですね。卯月が同じ大学にいたことには驚きましたね。その世界線全く予想してなかったので。

今回の思春期症候群がイマイチパットしないなって感じは残ってますね。原因も内容も。今までのって明確な何かが原因で明確な症状が起こってたと思うんですよね。今回のって明確ではなかった気がしますね。わからないわけじゃないんだけど...って感じ。あと、これって収まったらどうなってしまうのだろう。「空気を読めない卯月」に戻るのか「空気は読めるけど読まない卯月」になるのか。それも含めて、霧島透子が言う「せっかく空気を読めるようにしてあげたのに」ってのが鍵になってくるんですかね。

総じて、謎がいろいろと残ったままという感じでしたね。次は誰なのかなぁって考えてるけど、「美東美織」は早すぎる気もするので「赤城郁美」なのかなって予想してます。なんとなくですけどね。

もっと文才が欲しいですね。
あとやっぱり見づらいので、色彩とかも変えていくべきですよね。
今日も夜から書いたので許して。